MacBook Proの調子が悪い、売却や下取り前にデータを消したい、OSをクリーンインストールしたい――そんなとき、初期化は有効な手段です。この記事では、MacBook Proの初期化方法を、IntelモデルとAppleシリコンモデルに分けて、ステップバイステップで解説します。初期化の前に必ず行うべきバックアップの方法や、初期化後の設定、よくあるトラブルへの対処法も紹介します。これを読めば、あなたもMacBook Proを安全に初期化できるようになります。
MacBook Proの初期化とは?
MacBook Proの初期化とは、内蔵ストレージのデータを消去し、macOSを再インストールして工場出荷時の状態に戻すことを指します。初期化には、OSを再インストールする「クリーンインストール」と、データを消去せずに設定をリセットする「リセット」がありますが、一般的には前者を指します。初期化を行うと、個人ファイルやアプリ、設定がすべて消去されるため、実行前に必ずバックアップを取りましょう。
初期化の前に必ずやること:バックアップ
初期化をすると、内蔵ストレージ内のデータはすべて消去されます。大切な写真や書類、アプリの設定を失わないために、必ずバックアップを取りましょう。バックアップには、外付けHDDやSSDにTime Machineでバックアップする方法や、iCloudやDropboxなどのクラウドストレージに保存する方法があります。特に、外付けSSD ポータブル 1TB USB3.1や外付けHDD 2TB ポータブル
などの外付けストレージを使ったTime Machineバックアップがおすすめです。また、USBメモリ 64GB USB3.0
に重要な書類だけをコピーしておくのも手軽です。
MacBook Proの初期化方法(Intelモデル)
Intel搭載のMacBook Pro(2019年以前のモデル)の初期化手順を説明します。まず、Macを再起動し、起動中に「Command + R」キーを押し続けて、macOSユーティリティ画面を表示させます。ここで「ディスクユーティリティ」を選択し、起動ディスク(通常は「Macintosh HD」)を消去します。フォーマットは「APFS」または「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」を選択します。消去後、ディスクユーティリティを終了し、「macOSを再インストール」を選んで、画面の指示に従ってインストールを完了させます。
MacBook Proの初期化方法(Appleシリコンモデル)
M1やM2などのAppleシリコン搭載のMacBook Pro(2020年以降のモデル)では、初期化手順が少し異なります。Macの電源を切り、内蔵キーボードの電源ボタンを長押しして、「起動オプション」が表示されるまで待ちます。「オプション」をクリックし、「続ける」を選択します。するとmacOSユーティリティが表示されるので、以降はIntelモデルと同様に、ディスクユーティリティで起動ディスクを消去し、macOSを再インストールします。
初期化に必要なものと事前準備
初期化には、インターネット接続が必要です。また、macOSのインストーラをダウンロードするため、時間がかかる場合があります。事前に、MacBook Pro 充電器 61W USB-Cなどで電源を確保しておきましょう。さらに、Apple IDとパスワードを忘れずに準備してください。初期化後、アクティベーションロックがかかっている場合は、Apple IDが必要になります。
初期化の手順を詳しく解説
ステップ1:バックアップを取る
前述の通り、Time Machineで外付けストレージにバックアップを取ります。外付けストレージをMacに接続し、システム環境設定からTime Machineをオンにして、バックアップを実行します。
ステップ2:サインアウトと無効化
iCloud、iMessage、FaceTime、iTunes Storeなどからサインアウトしておきます。また、「Apple ID」設定で「探す」をオフにし、アクティベーションロックを無効にします。
ステップ3:再起動してリカバリモードに入る
Intelモデルは「Command + R」、Appleシリコンモデルは電源ボタン長押しでリカバリモードに入ります。
ステップ4:ディスクを消去する
ディスクユーティリティで起動ディスクを選択し、「消去」をクリックします。フォーマットとスキームを確認し、消去します。
ステップ5:macOSを再インストールする
ディスクユーティリティを終了し、「macOSを再インストール」を選択します。画面の指示に従ってインストールを進めます。
ステップ6:初期設定を行う
インストール完了後、Macが再起動し、初期設定アシスタントが表示されます。言語やWi-Fi、Apple IDなどを設定します。
初期化にかかる時間と注意点
初期化にかかる時間は、モデルやストレージ容量、インターネット速度によって異なりますが、通常30分から数時間かかります。ダウンロードに時間がかかる場合があるので、時間に余裕を持って行いましょう。また、初期化中は電源を切らないでください。
初期化後のデータ復元方法
初期化後、バックアップからデータを復元するには、Time Machineバックアップを使用します。初期設定アシスタントで「Time Machineバックアップから復元」を選択し、バックアップ先を指定します。また、データ復元ソフト 個人向けを使えば、誤って消去したデータを復元できる可能性もありますが、初期化後は新しいデータで上書きされる前に早めに試すことが重要です。
MacBook Proの初期化に関するよくある質問
Q1. 初期化するとデータは完全に消えますか?
通常の初期化では、データは消去されますが、専門的なツールを使えば復元できる可能性があります。完全に消去したい場合は、ディスクユーティリティの「消去」で「セキュリティオプション」を選択し、データを何度も上書きする方法があります。
Q2. 初期化にパスワードは必要ですか?
リカバリモードに入る際に、ファームウェアパスワードが設定されている場合は、そのパスワードが必要です。また、Appleシリコンモデルでは、Apple IDのパスワードが必要になる場合があります。
Q3. 初期化できない場合はどうすればいいですか?
初期化がうまくいかない場合は、Appleサポートに問い合わせるか、MacBook Pro 修理キットを使って自分で修理を試みることもできますが、保証が切れている場合や自信がない場合は専門の業者に依頼するのが安全です。
MacBook Proの初期化方法まとめ
MacBook Proの初期化は、バックアップを取ってからリカバリモードでディスクを消去し、OSを再インストールする流れです。IntelモデルとAppleシリコンモデルで手順が少し異なりますが、この記事を参考にすれば、安全に初期化できます。初期化後は、バックアップからデータを復元して、快適なMacライフを再開しましょう。

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