ThinkPadスクショは「Windowsキー+Shift+S」で撮るのが最短
ThinkPadでスクリーンショット(スクショ)を撮りたいとき、いちばん手っ取り早いのは Windowsキー+Shift+S です。これはLenovo独自の機能ではなく、Windows 10/11に標準で入っている「切り取りツール」を呼び出すショートカットで、ThinkPadでも他のWindowsパソコンでも同じように動きます。押すと画面が少し暗くなり、上部に「四角形の領域切り取り」「フリーフォーム領域切り取り」「ウィンドウの切り取り」「全画面の切り取り」の4つのアイコンが出ます。撮りたい範囲をマウスでドラッグすれば、その瞬間に画像がクリップボードにコピーされ、右下に通知が出ます。あとはチャットやメール、WordなどにCtrl+Vで貼り付ければ完了です。
「ThinkPadスクショ」で検索している人の多くは、おそらく「Lenovo専用の撮り方があるの?」「保存先はどこ?」「印刷画面キー(PrtSc)が反応しない」といった疑問を持っているはずです。結論から言うと、ThinkPadに特別なスクショ専用ボタンはありません。Windows標準の方法がそのまま使えます。ただし、ThinkPadはキーボード配列がモデルによって少し違うので、PrtScキーの位置やFnキーとの組み合わせに戸惑う人が多い、というのが実情です。
この記事では、ThinkPadでスクショを撮る方法を「標準機能」「Lenovoツール」「外部アプリ」の3つに分けて整理します。さらに、保存先の考え方や、Lenovo ThinkPad E16 Gen 1 のような実際のモデルを使うときの注意点もまとめました。読み終わるころには、自分のThinkPadに合った撮り方がすぐ選べるようになります。
ThinkPadで使えるスクショ方法の比較
まずは代表的な方法を一覧で見てみましょう。どれも無料で使えますが、向いている場面が違います。
| 方法 | ショートカット/起動 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 切り取りツール(Windows標準) | Windows+Shift+S | 範囲を選んでサッと撮りたいとき |
| Print Screenキー | PrtSc/Alt+PrtSc | 全画面やアクティブウィンドウを丸ごと撮るとき |
| ゲームバー | Windows+G | ゲーム画面やアプリ画面の録画・撮影 |
| Lenovo Vantage | アプリから起動 | Lenovo製ツールで設定をまとめたいとき |
| Snipasteなどの外部アプリ | インストールして起動 | 編集やピン留めを多用したいとき |
この中で、ThinkPadユーザーにいちばんおすすめなのはやはりWindows+Shift+Sです。理由はシンプルで、追加ソフトを入れなくてもすぐ使えて、撮ったあとの編集も最小限で済むからです。一方、PrtScキーは「押したのに何も起きない」と感じる人が多い方法でもあります。実はWindows 11では、PrtScキーを押すと自動で「切り取りツール」が起動して全画面を撮る設定が既定になっている場合があります。逆に、Fnキーと組み合わせないとPrtScが反応しないThinkPadもあるので、まずは自分の環境で試してみてください。
Windows標準の「切り取りツール」の使い方
Windows+Shift+Sを押すと、画面が暗くなって上部にツールバーが出ます。ここで「四角形の領域切り取り」を選び、撮りたい範囲をドラッグするだけです。撮影後はクリップボードに保存されるので、そのまま貼り付けできます。履歴を残したい場合は、通知をクリックして「切り取りツール」の編集画面を開き、保存ボタンからPNGやJPEGとして保存しましょう。保存先は既定で「ピクチャ」フォルダ内の「スクリーンショット」です。ここは後述する保存先の考え方とあわせて確認してください。
なお、Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 のような高解像度ディスプレイ搭載モデルでは、撮影した画像のファイルサイズが大きくなりがちです。メールに添付するときは、切り取りツールの編集画面でリサイズしたり、JPEGで保存したりすると扱いやすくなります。
Print Screenキーが反応しないときの対処
ThinkPadでPrtScキーが効かない場合、次の3つを確認してください。1つ目はFnキーとの組み合わせです。ThinkPadはキーボード上部のファンクションキーに副機能が割り当てられていることが多く、PrtScもFn+PrtScで反応する機種があります。2つ目はFn Lockの状態です。Fn+EscでFn Lockを切り替えると、PrtSc単独で使えるようになる場合があります。3つ目はWindowsの設定です。「設定」→「アクセシビリティ」→「キーボード」にある「Print Screenキーを使用して切り取りツールを開く」がオンになっているか確認しましょう。オフになっていると、PrtScを押しても何も起きません。
どうしてもPrtScが使いにくいなら、Windows+Shift+Sに慣れてしまうのが早道です。実際、Lenovo ThinkPad T14 Gen 5 や Lenovo ThinkPad L16 Gen 2
など、近年のThinkPadはキーボード配列が整理されてきていますが、それでもPrtScの位置はモデルごとに微妙に違います。ショートカットを覚えてしまえば、配列の違いを気にせず使えます。
ThinkPadスクショの保存先とファイル形式
スクショを撮ったあと「どこに保存されたの?」と迷う人はとても多いです。ここを整理しておきましょう。
- クリップボードに一時保存:Windows+Shift+Sで撮った直後の画像は、まずクリップボードに入ります。貼り付けないと消えてしまうので注意してください。
- ピクチャ\スクリーンショット:切り取りツールの編集画面から保存すると、既定ではここにPNGで保存されます。
- OneDriveのピクチャ:OneDriveと同期している場合、保存先がOneDrive側になっていることがあります。エクスプローラーの左側で「OneDrive」→「ピクチャ」→「スクリーンショット」を確認しましょう。
- ゲームバーのキャプチャ:Windows+Gで撮った場合は、「ビデオ」→「キャプチャ」フォルダに保存されます。
ファイル形式はPNGが基本です。PNGは画質が劣化しにくい代わりにファイルサイズが大きくなります。ブログや資料に貼るならPNG、メール添付やチャットならJPEGに変換すると親切です。Windowsの「ペイント」や「フォト」アプリで簡単に変換できます。
保存先を自分で決めたい場合は、切り取りツールの設定から「自動保存」をオンにしておくと、撮影のたびに指定フォルダへ保存されて便利です。Lenovo ThinkPad E14 Gen 6 のようなビジネスモデルを仕事で使っているなら、案件ごとにフォルダを分けておくとあとで探しやすくなります。
Lenovo Vantageや外部アプリを使う選択肢
ThinkPadには「Lenovo Vantage」という管理アプリが入っていることがあります。これはバッテリーやファンの設定、ドライバ更新などをまとめて行うツールで、スクショ専用の機能は基本的にありません。ただし、Vantageから「Lenovo Smart Appearance」などのカメラ関連機能を設定できる場合があり、Web会議の背景をぼかすといった用途には役立ちます。スクショ目的でVantageを探す必要はない、と覚えておけばOKです。
一方、外部アプリを使うとできることが広がります。たとえばSnipasteは、撮った画像を画面にピン留めして参照しながら作業できます。ShareXは撮影後の自動処理やアップロードまで自動化でき、ブログ運営者やエンジニアに向いています。ただし、会社のパソコンに勝手にインストールすると情報セキュリティ規程に触れる可能性があります。業務利用の場合は、必ず管理者の許可を取ってからにしてください。
ゲーム画面を撮りたいなら、Windows+Gのゲームバーが手軽です。Lenovo ThinkPad P1 Gen 7 のような高性能モデルなら、ゲームバーの録画機能も快適に使えます。ただし、ゲームバーはゲームや一部アプリでしか反応しないことがあるため、通常のデスクトップ操作のスクショには向きません。用途に応じて使い分けましょう。
ThinkPadスクショでつまずきやすい注意点
最後に、ThinkPadでスクショを撮るときにありがちなつまずきをまとめます。
- PrtScを押しても保存されない:PrtScはクリップボードにコピーするだけで、自動保存はされません。貼り付けるか、切り取りツールの自動保存をオンにしましょう。
- Fnキーの組み合わせが必要:機種によってはFn+PrtScです。Fn Lockの状態も確認してください。
- 保存先がOneDriveになっている:同期設定によって保存先が変わります。エクスプローラーで実際の場所を確認しましょう。
- 外部アプリの入れすぎ:常駐アプリが増えると動作が重くなります。本当に必要なものだけに絞りましょう。
- 機密情報の写り込み:業務で使う場合、顧客名やパスワードが画面に映っていないか必ず確認してください。撮影後にトリミングやモザイク処理を行う習慣をつけましょう。
特に5つ目は重要です。スクショは手軽なぶん、うっかり機密情報を含んだまま共有してしまうリスクがあります。Lenovo ThinkPad X13 Gen 5 のようなモバイル向けモデルを外出先で使うなら、共有前に必ず画像を確認する癖をつけましょう。
また、Windowsの更新によってショートカットの挙動が変わることもあります。うまく動かないときは、まずWindows Updateを確認し、それでも解決しなければLenovoの公式サポートページで型番ごとの情報を調べるのが確実です。
まとめ:ThinkPadスクショはWindows標準機能で十分
ThinkPadスクショの基本は、Windowsキー+Shift+Sで範囲を選んで撮る、これだけです。PrtScキーは補助的に使い、保存先やファイル形式は用途に合わせて選びましょう。Lenovo Vantageや外部アプリは必須ではありませんが、作業効率を上げたい人には選択肢になります。今回紹介した方法は、Lenovo ThinkPad X9 でも Lenovo ThinkPad P16 Gen 3
でも、Windowsが動いていれば基本的に同じです。自分のThinkPadに合った方法をひとつ決めて、日々の画面共有やマニュアル作成に役立ててください。

コメント