ThinkPad E15 Gen2のメモリ増設はできる?結論と基本情報
ThinkPad E15 Gen2のメモリ増設は、自分で行うことが可能です。ただし、すべてのモデルで同じ手順・同じ規格というわけではなく、搭載されているCPUや購入時期によって対応するメモリの種類が変わります。まずは自分のマシンの仕様を確認することが第一歩です。
この記事では、ThinkPad E15 Gen2のメモリ増設について、対応規格・必要な道具・作業手順・注意点・おすすめのメモリ選びまでを順番に整理していきます。初めての増設でも迷わないように、できるだけ具体的に説明します。
ThinkPad E15 Gen2のメモリ増設で押さえておきたい基本スペック
ThinkPad E15 Gen2は、第11世代Intel Coreプロセッサを搭載したモデルと、AMD Ryzen 5000シリーズを搭載したモデルが存在します。この違いによって、対応するメモリ規格が異なる点に注意してください。
Intelモデルの多くはDDR4-3200 SO-DIMM、AMDモデルはDDR4-3200 SO-DIMMに対応していることが一般的です。いずれもノートPC用の小型メモリで、デスクトップ用のメモリは使えません。
また、メモリスロットは2つ搭載されているモデルが多く、デュアルチャネル構成にすることで描画や動画編集などの処理がスムーズになる場合があります。ただし、モデルによってはオンボードメモリとスロット1つの構成になっていることもあるため、購入前に本体の型番を確認しましょう。
メモリ増設のメリットとデメリット
メリット
メモリを増やすことで、複数のアプリを同時に開いたときの動作が安定しやすくなります。ブラウザのタブをたくさん開く、表計算ソフトとプレゼン資料を同時に編集する、といった使い方では効果を感じやすいでしょう。
また、動画編集や画像処理などメモリを多く使う作業では、8GBから16GB、あるいは32GBへ増設することで作業効率が改善する可能性があります。
デメリット
一方で、メモリを増設してもCPUやストレージの性能がそのまま上がるわけではありません。起動や読み込みが遅いと感じる場合は、SSDへの換装やシステムの見直しも検討する必要があります。
さらに、自分で分解するとメーカー保証の対象外になる可能性があります。保証期間内の場合は、公式サポートに相談するか、保証内容を確認してから作業することをおすすめします。
増設に必要なものと事前準備
作業を始める前に、次のものを用意してください。
- 対応するノートPC用メモリ(DDR4-3200 SO-DIMMなど)
- プラスドライバー(精密ドライバーセットがあると安心)
- 静電気対策のためのリストストラップや手袋
- 作業台と明るい照明
メモリは相性問題が起きることもあるため、返品・交換がしやすい販売店で購入するのが安心です。また、増設前に現在のメモリ容量と空きスロットを確認しておきましょう。
ThinkPad E15 Gen2のメモリ増設手順
1. バッテリーを外して電源を切る
必ず電源を切り、電源アダプターを外します。内蔵バッテリーの場合は、BIOS設定でバッテリーを無効化できるモデルもあります。感電やショートを防ぐため、静電気を逃がしてから作業してください。
2. 底面カバーを開ける
底面のネジを外し、カバーをゆっくり持ち上げます。ネジの長さが場所によって異なる場合があるので、元の位置をメモしておくと戻しやすくなります。
3. メモリスロットを確認する
スロットに斜めに差し込み、カチッと音がするまで押し下げます。既存のメモリを交換する場合は、両側のツメを外してから引き抜きます。
4. カバーを戻して起動確認
カバーを閉めてネジを締め、電源を入れます。BIOSやOS上で増設した容量が認識されているか確認しましょう。認識されない場合は、差し込みが浅い、規格が合っていないなどの原因が考えられます。
おすすめのメモリ選びと比較のポイント
メモリを選ぶときは、規格・容量・速度・相性を確認します。以下は代表的な製品例です。
- Crucial CT8G4SFRA32A
(8GB・DDR4-3200)
- Crucial CT16G4SFRA32A
(16GB・DDR4-3200)
- Crucial CT2K16G4SFRA32A
(32GBキット・DDR4-3200)
- キングストン KVR32S22S8/8
(8GB・DDR4-3200)
- キングストン KVR32S22D8/16
(16GB・DDR4-3200)
- CFD W4N3200PS8
(8GB・DDR4-3200)
- CFD W4N3200PS16
(16GB・DDR4-3200)
- サンマックス DDR4-3200 16GB
- シリコンパワー SP016GBSFU320B02
(16GB・DDR4-3200)
- Team TED416G3200C22-S01
(16GB・DDR4-3200)
容量は用途に合わせて選びましょう。普段の事務作業やWeb閲覧が中心なら8GBでも十分ですが、動画編集や仮想マシンを使うなら16GB以上がおすすめです。32GBあればかなり余裕を持って作業できます。
速度はDDR4-3200が標準的です。同じ規格でもタイミングや電圧が異なる製品があるため、対応表を確認してから購入してください。
メモリ増設時の注意点とトラブル対処
作業中は静電気に注意し、必ず電源を切ってから行います。無理に差し込むとスロットやメモリを破損する恐れがあります。
増設後に起動しない場合は、メモリを一度外して再度差し込み直します。それでも改善しない場合は、片方のスロットだけで試す、BIOSを初期化するなどの方法があります。
また、Windowsのメモリ診断ツールを使うと、エラーの有無を確認できます。エラーが出る場合はメモリ自体の不良も考えられるため、購入店に相談しましょう。
公式情報の確認と保証について
Lenovoの公式サイトでは、型番ごとの仕様や対応メモリを確認できます。保証やサポートの対象になるかどうかも、公式情報を確認するのが確実です。分解前に公式サポートへ問い合わせるのもひとつの方法です。
なお、自分で分解した場合の保証はモデルや地域によって扱いが異なります。保証書やサポートページを確認してから作業してください。
まとめ:ThinkPad E15 Gen2のメモリ増設は事前確認がカギ
ThinkPad E15 Gen2のメモリ増設は、規格と手順を守れば自分で行えます。まずは自分のモデルのCPUと対応メモリを確認し、必要な容量を決めましょう。8GBから16GBへの増設は体感しやすい変化が期待できます。
作業前の静電気対策と、保証・相性の確認を忘れずに行ってください。不安な場合は公式サポートや専門店に相談するのも安心です。この記事が、あなたのThinkPad E15 Gen2のメモリ増設の参考になれば幸いです。

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