Steam on Chromebookとは?結論:対応モデルならベータ版で遊べる
「Steam on Chromebook」は、Googleが提供するChromebook向けのSteamクライアント(ベータ版)のことです。Chrome OS上で動作し、対応するChromebookであればPCゲームをインストールしてプレイできます。ただし、すべてのChromebookで使えるわけではなく、Intel Core i3以上・メモリ8GB以上といったスペック要件を満たすモデルに限られます。また、最新の3Dゲームはスペック的に厳しいため、遊べるゲームは限られる点を先に押さえておきましょう。
この記事では、Steam on Chromebookの基本から、対応モデルの見分け方、おすすめゲーム、注意点までを順番に解説します。読み終わるころには、自分のChromebookでSteamが使えるかどうか、そしてどんなゲームを楽しめるかが判断できるようになります。
Steam on Chromebookで遊ぶために必要なもの
まずは、Steam on Chromebookを始めるために何が必要なのかを整理します。特別な周辺機器は必須ではありませんが、快適に遊ぶためにはいくつか準備しておきたいものがあります。
対応するChromebook本体
Steam on Chromebookは、すべてのChromebookで使えるわけではありません。対応モデルはIntel Core i3以上、メモリ8GB以上が目安とされています。たとえば、ASUS Chromebook Flip CX5のような比較的高スペックなモデルが候補になります。逆に、Celeron搭載のエントリーモデルではSteamクライアント自体がインストールできない、または動作が重い可能性が高いです。
自分のChromebookが対応しているかどうかは、設定の「About Chrome OS」から「Additional details」を確認するか、Googleの公式ヘルプページで対応モデル一覧をチェックしましょう。
マウスとコントローラー
Chromebookのタッチパッドでも操作はできますが、アクションゲームやFPSを遊ぶならマウスがあると格段に快適になります。ロジクール G304のような軽量なゲーミングマウスは、USBレシーバーまたはBluetoothで接続でき、Chromebookでも認識しやすいです。
また、Steamはコントローラーサポートが充実しています。Xbox ワイヤレス コントローラーやDUALSHOCK 4
などはBluetooth接続でそのまま使えることが多いです。ただし、すべてのゲームがコントローラーに対応しているわけではないので、ゲームごとの対応状況を確認してください。
安定したインターネット回線
Steamはゲームのダウンロードやアップデート、オンラインプレイにインターネット接続が必須です。特に大型タイトルは数十GBになることもあるため、自宅のWi-Fi環境が安定していることが重要です。クラウドゲーミングサービスと組み合わせる場合は、さらに回線速度が影響します。
Steam on Chromebookのインストール方法
Steam on Chromebookのインストールは、通常のWindows PCとは少し手順が異なります。ここでは一般的な流れを説明します。
Chrome OSのバージョンを確認する
まず、ChromebookのChrome OSが最新版であることを確認しましょう。設定から「About Chrome OS」を開き、「Check for updates」をクリックします。Steam on Chromebookはベータ版のため、対応バージョンでないとインストールできないことがあります。
Steamのインストーラーを入手する
対応モデルの場合、Googleの公式ヘルプページに記載されている手順に従ってSteamのインストーラーをダウンロードします。Linux(Crostini)環境を有効にする必要がある場合もあります。Linux開発環境をオンにすると、ターミナルからインストールコマンドを実行する流れになります。
インストールが完了したら、Steamにサインインします。アカウントを持っていない場合は、公式サイトから無料で作成できます。SteamはSteam Deckなど他のデバイスともアカウントを共有できるので、すでにPCで使っているアカウントをそのまま利用できます。
ゲームをインストールして起動する
Steamクライアントが起動したら、ライブラリからゲームを選んでインストールします。ただし、すべてのゲームがChrome OSで動作するわけではありません。Steamのストアページには対応OSが記載されているので、Linux対応かどうかを確認しましょう。Linux対応と書かれていても、Chrome OSのベータ版では動かないケースもあります。
Steam on Chromebookで遊べるゲームの種類
Steam on Chromebookで遊べるゲームは、大きく分けて3つに分類できます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
軽量なインディーゲーム
もっとも動作しやすいのが、2Dや軽量な3Dのインディーゲームです。HadesやStardew Valley
、Hollow Knight
などは、比較的低スペックでも快適に遊べることで知られています。これらはSteam on Chromebookのベータ版でも動作報告が多いタイトルです。
クラウドゲーミング向けのタイトル
Chromebookのスペックに関係なくPCゲームを楽しみたいなら、クラウドゲーミングサービスを併用する方法があります。GeForce NOWやXbox Cloud Gamingなどを使えば、Cyberpunk 2077のような高負荷なタイトルもストリーミングでプレイ可能です。ただし、クラウドゲーミングは別途サービスへの加入が必要で、回線品質にも左右されます。
動作が厳しいゲーム
最新のAAAタイトルや、高いGPU性能を要求するゲームは、Steam on Chromebookでは厳しいです。Elden RingやCall of Duty: Modern Warfare III
などは、対応モデルでも快適に動かない可能性が高いです。これらのゲームを遊びたい場合は、ゲーミングPCやクラウドゲーミングを検討しましょう。
Steam on Chromebookのメリットとデメリット
Steam on Chromebookを利用する前に、メリットとデメリットを理解しておきましょう。
メリット
最大のメリットは、Chromebook1台でPCゲームを楽しめることです。Windows PCを別途用意する必要がなく、軽量なゲームなら持ち運びながら遊べます。また、Steamのクラウドセーブ機能を使えば、Steam DeckやデスクトップPCとのセーブデータ共有も可能です。Chromebookは起動が速く、バッテリー持ちも良いため、ちょっとした空き時間にゲームを起動できるのも魅力です。
デメリット
一方で、対応モデルが限られている点は大きなデメリットです。エントリーモデルのChromebookではSteam自体が使えないことが多く、使えたとしても動作できるゲームはごく一部です。また、ベータ版ということもあり、予期せぬ不具合やアップデートによる動作変更が起こる可能性があります。さらに、ストレージ容量が少ないChromebookでは、大型ゲームのインストールが難しいという問題もあります。
Steam on Chromebookの注意点
Steam on Chromebookを使ううえで、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
対応モデルかどうかを必ず確認する
先述のとおり、Steam on ChromebookはすべてのChromebookで使えるわけではありません。購入前に必ず対応モデル一覧を確認しましょう。中古でChromebookを買う場合も、型番を確認してから判断してください。
ストレージ容量に余裕を持つ
Steamのゲームは容量が大きいものが多いです。64GBや128GBのストレージでは、数本インストールするだけでいっぱいになることもあります。外付けSSDやmicroSDカードが使えるモデルなら、SanDisk Extreme Portable SSDのような高速な外付けストレージを用意すると安心です。
ベータ版であることを理解する
Steam on Chromebookはベータ版です。今後、仕様が変更されたり、サポートが終了したりする可能性もゼロではありません。重要なゲームデータはSteamクラウドに保存されるとはいえ、こまめなバックアップを心がけましょう。
発熱とバッテリー消費
ゲームを起動すると、Chromebookはどうしても発熱し、バッテリーの減りが早くなります。長時間プレイする場合は、電源に接続しながら遊ぶことをおすすめします。また、ノートパソコン 冷却台を使うと、本体の温度上昇を抑えられます。
Steam on Chromebookに向いている人・向いていない人
Steam on Chromebookが向いているのは、軽量なインディーゲームやクラウドゲーミングを中心に遊びたい人、Chromebookをすでに持っていて追加のゲーミングPCを買いたくない人です。一方、最新のAAAタイトルを高画質で遊びたい人や、競技性の高いFPSを快適にプレイしたい人には向いていません。そうした場合は、ゲーミングPCやPlayStation 5、Nintendo Switch
などの専用機を検討したほうが満足度は高いでしょう。
Steam on Chromebookに関するよくある質問
ChromebookでSteamは無料で使えますか?
Steamクライアント自体は無料でダウンロードできます。ただし、ゲームの購入には別途料金がかかります。無料ゲームも多数ありますが、動作要件を確認してからインストールしましょう。
Steam on Chromebookは公式サポートですか?
Googleの公式ヘルプページで案内されているベータ版です。ただし、すべてのChromebookが対象ではなく、動作保証も限定的です。自己責任で利用する必要があります。
ChromebookでSteamのゲームをテレビに映せますか?
HDMI端子やUSB-C端子があれば、テレビや外部モニターに接続して大画面で遊べます。HDMI ケーブルを用意しておくと便利です。
まとめ:Steam on Chromebookは対応モデルなら手軽なPCゲーム入門になる
Steam on Chromebookは、対応するChromebookであればベータ版ながらPCゲームを楽しめる選択肢です。軽量なインディーゲームやクラウドゲーミングと組み合わせれば、Chromebook1台でゲーム環境を完結させることも可能です。ただし、対応モデルの確認、ストレージ容量、ベータ版ゆえの制限には注意が必要です。自分の遊びたいゲームとChromebookのスペックを見比べて、無理なく楽しめる範囲で始めてみてください。

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