VLC Media PlayerはChromebookで使えるのか結論
結論から言うと、VLC media playerはChromebookでも利用できます。ただし、WindowsやMacのように公式サイトからインストーラーをダウンロードしてそのまま入れる、というわけにはいきません。ChromebookはChromeOSというOSで動いているため、Androidアプリ版のVLC media player
をGoogle Playストアから入れるか、Linux開発環境を有効にしてLinux版を導入する、という2つのルートが基本になります。
この記事では、ChromebookでVLC media playerを使いたい人が、自分に合った方法を選べるように、導入手順・メリット・デメリット・注意点を整理していきます。読み終わるころには、どの方法で進めるか判断できるはずです。
そもそもVLC Media Playerとはどんなソフトか
VLC media playerは、VideoLANプロジェクトが提供している無料のオープンソースメディアプレイヤーです。公式サイトの説明によると、マルチプラットフォーム対応で、ほとんどのマルチメディアファイルやDVD、オーディオCD、VCD、各種ストリーミングプロトコルを再生できるフレームワークとされています。
特徴を整理すると、次のようになります。
- MPEG-2、MPEG-4、H.264、MKV、WebM、WMV、MP3など、多くのコーデックを追加パックなしで再生できる
- Windows、Linux、Mac OS X、Unix、iOS、Androidなど、幅広いプラットフォームで動作する
- スパイウェアや広告、ユーザー追跡がないと公式が明言している
- シンプル・高速・パワフルをうたっており、カスタマイズ性も高い
つまり、動画や音楽の形式を気にせず再生したい人にとって、VLC media playerは非常に心強い存在です。だからこそ、Chromebookでも使いたいと考える人が多いのでしょう。
ChromebookでVLC Media Playerを使う2つの方法
ChromebookでVLC media playerを動かす方法は、大きく分けて2つあります。それぞれの特徴を比較しながら見ていきましょう。
方法1:Google PlayストアからAndroid版をインストールする
多くのChromebookはGoogle Playストアに対応しています。そこでAndroid版のVLC media playerをインストールするのが、最も手軽な方法です。スマホで使っているのと同じ感覚で導入できます。
手順はシンプルです。ChromebookでGoogle Playストアを開き、「VLC」と検索してVLC media playerを選び、インストールボタンを押すだけです。特別な設定は必要ありません。
ただし、Androidアプリ版はスマートフォン向けに最適化されているため、Chromebookの大画面やキーボード操作に完全に最適化されているとは限りません。タッチ操作を前提としたUIになっている点は理解しておきましょう。
方法2:Linux開発環境を有効にしてLinux版を導入する
もう一つの方法は、ChromeOSのLinux開発環境(Crostini)を有効にし、Linux版のVLC media playerをインストールするやり方です。公式サイトではGNU/Linux向けのVLC media player
が提供されており、これをChromebookのLinuxコンテナ内で動かすイメージです。
設定からLinux開発環境をオンにし、ターミナルでパッケージマネージャーを使ってVLC media playerを導入します。デスクトップ版に近い操作感が得られるのが魅力ですが、Linux環境のセットアップに慣れが必要で、ストレージの消費も大きくなります。
「多少手間がかかっても、PC版に近い使い方をしたい」という人に向いている方法です。
Android版とLinux版の比較表
どちらの方法を選ぶか迷う人のために、特徴を比較しておきます。
| 項目 | Android版 | Linux版 |
|---|---|---|
| 導入の手軽さ | とても簡単 | やや手間がかかる |
| 操作感 | スマホ寄り | PC版に近い |
| ストレージ消費 | 比較的小さい | 大きめ |
| 向いている人 | 手軽に使いたい人 | 本格的に使いたい人 |
まずはAndroid版で試し、物足りなければLinux版に挑戦する、という順番がおすすめです。
ChromebookでVLC Media Playerを使うメリット
ChromebookでVLC media playerを導入するメリットはいくつかあります。
- 多くの動画・音声形式を追加コーデックなしで再生できる
- 無料で使えるうえ、広告やユーザー追跡がないと公式が説明している
- ダウンロードした動画の再生や、ストリーミングの視聴に幅広く対応できる
- Chromebook標準のプレイヤーで再生できないファイルの救済手段になる
特に、Chromebookの標準機能では対応していない形式のファイルを扱いたいときに、VLC media playerがあると安心です。
ChromebookでVLC Media Playerを使うデメリットと注意点
良い面だけでなく、気をつけたい点も押さえておきましょう。
- Android版は画面が大きいChromebookではUIが物足りなく感じることがある
- Linux版はセットアップのハードルが高く、初心者には難しい
- Chromebookの機種によってはGoogle Playストアに対応していない場合がある
- Linux環境の有効化には一定のストレージ容量が必要
また、VLC media playerは公式サイトから入手するのが基本です。非公式な配布サイトからダウンロードすると、改ざんされたファイルをつかむ可能性があるため避けましょう。Chromebookの場合はGoogle Playストアか、Linuxの正規パッケージ経由で導入するのが安全です。
「VLC Media Playerは危険」といった情報を見かけることもありますが、公式がスパイウェアや広告、ユーザー監視がないと明言している通り、正規ルートで入手する限り過度に心配する必要はありません。出所が不明なファイルを入れないことが大切です。
VLC Media Player Chromebookでの導入チェックリスト
実際に導入する前に、次の点を確認しておくとスムーズです。
- 自分のChromebookがGoogle Playストアに対応しているか
- Linux開発環境を有効にする余裕がストレージにあるか
- 再生したいファイルの形式は何か
- タッチ操作とキーボード操作のどちらを重視するか
これらを整理すれば、Android版とLinux版のどちらを選ぶべきかが見えてきます。
まとめ:VLC Media Player Chromebook活用の第一歩
VLC media playerは、ChromebookでもAndroid版またはLinux版という形で利用できます。手軽さを取るならGoogle PlayストアからのAndroid版、PCに近い操作感を求めるならLinux版がおすすめです。
どちらの方法でも、公式が提供する正規のルートから導入することが大切です。そのうえで、自分のChromebookのスペックや使い方に合わせて選べば、VLC media playerはChromebookの動画・音楽再生をぐっと快適にしてくれるはずです。まずはAndroid版から試して、物足りなければLinux版にステップアップしてみてください。

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