MacBookがWi-Fiに接続できないとき、まず確認すべきこと
MacBookがWi-Fiに接続できないときは、あわてて修理に出す前に「Wi-Fiの電波そのものは届いているか」「他の機器は同じネットワークにつながっているか」「macOS側の設定がおかしくなっていないか」の3点を順番に確認するのが近道です。多くのケースは、ルーターの再起動やWi-Fiの再接続、ネットワーク設定のリセットで改善します。ここでは、MacBook AirやMacBook Pro
を使っている方を想定し、上から順に試せる手順をまとめました。
なお、本記事は特定の修理業者や設定を断定するものではありません。改善しない場合はAppleの公式サポートや正規サービスプロバイダに相談することをおすすめします。
MacBookがWi-Fiに接続できない主な原因
原因は大きく分けて「ルーター・回線側」「MacBook側のソフトウェア」「周辺環境」の3つです。順番に切り分けていきましょう。
ルーターや回線側の問題
ルーターの一時的な不具合、回線業者側の障害、LANケーブルの接触不良などが考えられます。スマートフォンやタブレットが同じWi-Fiにつながるなら、原因はMacBook側の可能性が高くなります。
macOS側の設定・ソフトウェアの問題
Wi-Fi設定の一時的な不具合、ネットワーク設定の破損、VPNアプリの干渉、macOSのアップデート不足などが原因になることがあります。MacBook Air M2のような新しいモデルでも、設定起因でつながらないケースは珍しくありません。
周辺環境・電波の問題
電子レンジやBluetooth機器の近く、壁の多い部屋、5GHzと2.4GHzの混在など、電波環境が影響することもあります。AirMac Extremeのような古いルーターを使っている場合は、買い替えも選択肢になります。
MacBookがWi-Fiに接続できないときに試す基本の対処手順
ここからは、実際に試してほしい順番で手順を紹介します。上から順に進めて、都度つながるか確認してください。
手順1:Wi-Fiをオフにして再接続する
画面右上のコントロールセンターからWi-Fiをオフにし、10秒ほど待ってからオンに戻します。それでもだめなら、接続したいネットワークをいったん「このネットワーク設定を削除」して、パスワードを再入力してつなぎ直します。
手順2:ルーターとMacBookを再起動する
ルーターの電源を抜いて30秒待ち、再度差し込みます。同時にMacBook Pro 14インチなどのMacBookも再起動します。再起動はトラブルの多くを解決する基本操作です。
手順3:ネットワーク設定をリセットする
「システム設定」→「ネットワーク」→「Wi-Fi」→「詳細」から、不要なネットワークを削除します。macOSのバージョンによっては、ネットワーク設定のリセットが必要なこともあります。設定変更が不安な場合は、事前にバックアップを取っておきましょう。
手順4:macOSを最新にアップデートする
「システム設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」で最新版を確認します。Wi-Fi関連の不具合はアップデートで改善することがあります。MacBook Air M1など旧モデルでも、対応OSの範囲で最新にしておくのが安心です。
手順5:VPNやセキュリティソフトを一時的にオフにする
VPNアプリやセキュリティソフトが通信をブロックしていることがあります。一時的にオフにして、つながるか確認します。改善すれば、そのアプリの設定を見直しましょう。
手順6:PRAM・NVRAMやSMCをリセットする
Intelチップ搭載のMacBookでは、PRAM・NVRAMやSMCのリセットが有効な場合があります。Appleシリコン搭載のMacBook Air M3などでは基本的にこれらのリセットは不要で、再起動で代用します。
それでも直らないときに確認したいポイント
基本手順で改善しない場合は、次の点を確認してください。
他の機器はつながるか
スマートフォンやタブレットが同じWi-Fiにつながるなら、MacBook側の問題です。逆にすべての機器がつながらないなら、ルーターや回線側の障害を疑います。
Wi-Fiの周波数帯を切り替える
2.4GHzと5GHzの両方が使えるルーターなら、片方だけ試してみます。5GHzは速い代わりに障害物に弱く、2.4GHzは遅い代わりに遠くまで届きます。Buffalo Wi-Fiルーターなど、設定画面から切り替えられる機種も多いです。
セーフモードで起動する
セーフモードでWi-Fiが使えるなら、常駐アプリが原因の可能性があります。起動項目を整理してみましょう。
新しいネットワーク環境で試す
自宅以外のWi-Fi(カフェやテザリング)でつながるなら、自宅ルーターとの相性が疑われます。モバイルWi-Fiルーターを用意して切り分けるのも一つの方法です。
MacBookのWi-Fiトラブルを防ぐためにできること
日頃からmacOSを最新に保ち、ルーターのファームウェアも更新しておくとトラブルを減らせます。また、Wi-Fi中継機を設置して電波を安定させるのも有効です。ノートパソコン用のUSB-C ハブ
の中には有線LANポート付きのものもあり、Wi-Fiが不安定なときの代替手段になります。
外出先での作業が多い方は、モバイルバッテリーやノートパソコン スタンド
など、作業環境を整える周辺機器も合わせて見直すと快適になります。
まとめ:MacBookがWi-Fiに接続できないときは順番に切り分けよう
MacBookがWi-Fiに接続できないときは、①Wi-Fiのオンオフと再接続、②ルーターとMacBookの再起動、③ネットワーク設定のリセット、④macOSのアップデート、⑤VPNやセキュリティソフトの確認、⑥必要に応じてPRAM・NVRAMやSMCのリセット、という順番で試すのが効率的です。それでも改善しない場合は、他の機器でつながるか、別のネットワークでつながるかを確認し、原因がMacBook側かルーター側かを切り分けましょう。
どうしても解決しないときは、自己判断で分解したり設定を大きく変更したりせず、Appleの公式サポートや正規サービスプロバイダに相談してください。MacBook AirやMacBook Pro
は日々のメンテナンスで快適に使えるので、今回の手順を参考に落ち着いて対処してみてください。

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