Chromebook 対応プリンタとは?結論から言うと「ほぼすべてのプリンタが使える」
「Chromebook 対応プリンタ」と聞くと、特別な専用機種が必要だと思うかもしれません。でも結論から言うと、Chromebook は一般的なプリンタのほとんどと接続できます。理由は、Chrome OS が標準で「印刷」機能を持っていて、USB 接続・Wi-Fi 接続の両方に対応しているからです。
ただし、すべての機能が完全に使えるわけではありません。たとえば、純正の詳細設定ツール(インク残量の細かい表示やヘッドクリーニングなど)は Windows や Mac 向けに作られていることが多く、Chromebook では使えない場合があります。この記事では、Chromebook でプリンタを使うときに知っておきたい基本知識、おすすめ機種、設定手順、注意点をまとめて解説します。
Chromebook でプリンタを使う仕組み|2つの接続方法
Chromebook から印刷する方法は、大きく分けて2つあります。
1. Wi-Fi 接続(ネットワーク印刷)
プリンタと Chromebook を同じ Wi-Fi ネットワークにつなぐ方法です。Chrome OS の設定から「プリンタ」を開くと、同じネットワーク上にあるプリンタが自動で検出されます。多くの家庭用プリンタはこの方法に対応しています。
2. USB 接続(有線印刷)
USB ケーブルで直接つなぐ方法です。Wi-Fi がない環境でも使えますが、Chromebook に USB-A ポートがない場合は変換アダプタが必要です。最近の薄型 Chromebook は USB-C のみの機種も多いので、ケーブルやアダプタの確認を忘れずに。
なお、Google クラウドプリントは2020年に終了しているため、現在は上記2つの方法が基本になります。
Chromebook 対応プリンタのおすすめ機種【用途別】
ここからは、Chromebook との相性がよく、実際に使いやすいプリンタを用途別に紹介します。いずれも Wi-Fi 接続に対応しており、Chrome OS から問題なく印刷できる機種です。
コンパクトで安価なエントリーモデル
自宅でたまに印刷するだけなら、エプソン カラリオ PX-S06 のようなコンパクトなインクジェットプリンタがおすすめです。A4 まで対応し、Wi-Fi 接続も可能。置き場所に困らないサイズで、Chromebook とのセットアップも簡単です。
同じくエントリー向けなら、キヤノン PIXUS TS3530 も候補になります。本体価格が手頃で、年賀状や書類印刷など基本的な用途をカバーできます。
コスパ重視の複合機
コピーやスキャンもまとめてしたいなら、複合機が便利です。エプソン カラリオ EW-456A は、印刷・コピー・スキャンに対応した一台。Wi-Fi 接続で Chromebook からも使えます。
キヤノンなら キヤノン PIXUS TS5430 が使いやすい複合機です。自動両面印刷にも対応しているので、書類を多く印刷する人に向いています。
ビジネス・大量印刷向け
仕事でたくさん印刷するなら、インクジェットよりもランニングコストの良い機種がおすすめです。ブラザー プリビオ DCP-J528N は、A4 複合機として人気があり、Wi-Fi 接続にも対応。Chromebook からも問題なく印刷できます。
さらに大量に印刷するなら、ブラザー プリビオ MFC-J739DN のような A3 対応モデルも選択肢になります。FAX や自動両面印刷などビジネス機能が充実しています。
モノクロレーザープリンタ
カラーは不要で、文字だけをくっきり印刷したいならレーザープリンタが向いています。ブラザー モノクロレーザープリンタ HL-L2375DW は、Wi-Fi 対応で Chromebook からも使える定番モデルです。トナーの交換頻度が少なく、長く使えます。
キヤノンのレーザープリンタなら キヤノン Satera LBP6030 もコンパクトで置きやすい一台です。
写真印刷を楽しみたい人向け
写真をきれいに印刷したいなら、エプソン カラリオ EP-886A のような写真印刷に強いモデルがおすすめです。Chromebook からでも写真データを送って印刷できます。
キヤノンなら キヤノン PIXUS TS8630 が写真画質に定評があります。6色インクで自然な色合いに仕上がります。
Chromebook 対応プリンタの比較表
| 機種 | タイプ | 接続方法 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| エプソン カラリオ PX-S06 |
インクジェット | Wi-Fi / USB | 省スペース・低予算 |
| キヤノン PIXUS TS3530 |
インクジェット | Wi-Fi / USB | 年賀状・書類 |
| エプソン カラリオ EW-456A |
複合機 | Wi-Fi / USB | コピー・スキャンも |
| キヤノン PIXUS TS5430 |
複合機 | Wi-Fi / USB | 両面印刷 |
| ブラザー プリビオ DCP-J528N |
複合機 | Wi-Fi / USB | ビジネス全般 |
| ブラザー モノクロレーザープリンタ HL-L2375DW |
レーザー | Wi-Fi / USB | 文字印刷・大量印刷 |
Chromebook でプリンタを設定する手順
設定はとても簡単です。以下の流れで進めましょう。
- プリンタの電源を入れ、Wi-Fi に接続する(プリンタ側の操作)
- Chromebook の画面右下の時計をクリックし、設定(歯車アイコン)を開く
- 「プリンタ」→「プリンタを追加」を選ぶ
- 一覧に表示されたプリンタを選択する
- 必要に応じてメーカーと型番を選び、追加する
USB 接続の場合は、ケーブルをつなぐだけで自動認識されることが多いです。うまく認識しないときは、プリンタの電源を入れ直したり、Chromebook を再起動してみてください。
Chromebook 対応プリンタのメリット・デメリット
メリット
- 特別なドライバーをインストールしなくても使えることが多い
- Wi-Fi 接続ならケーブル不要で置き場所を選ばない
- Google ドライブや Gmail から直接印刷できる
デメリット
- 純正の詳細設定ツールが使えない場合がある
- インク残量の正確な表示ができないことがある
- 古いプリンタは認識しない可能性がある
とはいえ、基本的な印刷には困らないので、普段使いなら気になることは少ないでしょう。
Chromebook 対応プリンタを選ぶときの注意点
購入前にチェックしておきたいポイントをまとめます。
- Wi-Fi 対応かどうか:Wi-Fi 非対応だと USB 接続が必要になり、ケーブルの取り回しが面倒です。
- USB ポートの形状:Chromebook に USB-A がない場合は USB-C 変換アダプタを用意しましょう。
- メーカーの対応情報:公式サイトで Chrome OS 対応を確認できると安心です。
- 印刷コスト:インク代やトナー代も含めて選ぶと長く使えます。
特に、エプソン カラリオ PX-S06 のようなエントリーモデルは Wi-Fi 対応でも比較的安価なので、初めての一台に向いています。
よくある質問(FAQ)
Q. Chromebook にプリンタのドライバーは必要ですか?
A. 多くの場合、ドライバーを自分でインストールする必要はありません。Chrome OS が自動で認識します。ただし、一部の機能を使うにはメーカー製アプリが必要なこともあります。
Q. 古いプリンタでも使えますか?
A. Wi-Fi や USB 接続に対応していれば使える可能性があります。ただし、発売から年数が経っている機種は認識しないこともあるため、買い替えも視野に入れましょう。
Q. スマホからも印刷できますか?
A. はい。同じ Wi-Fi ネットワークに接続していれば、Android スマホや iPhone からも印刷できます。Chromebook とプリンタの設定が済んでいれば、追加設定はほとんど不要です。
まとめ:Chromebook 対応プリンタはWi-Fi対応モデルから選ぼう
Chromebook 対応プリンタは、特別な専用機種を探す必要はありません。Wi-Fi 接続に対応した一般的なプリンタなら、ほぼ問題なく使えます。選ぶときは、用途に合わせてインクジェットかレーザーか、複合機か単機能かを決め、Wi-Fi 対応・USB ポートの形状・ランニングコストを確認しましょう。
この記事で紹介した中では、省スペースなら エプソン カラリオ PX-S06、複合機なら ブラザー プリビオ DCP-J528N
、大量印刷なら ブラザー モノクロレーザープリンタ HL-L2375DW
がおすすめです。自分の使い方に合った一台を見つけて、Chromebook での印刷を快適に楽しんでください。

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