MacBook Air 2015のメモリ増設はできるのか?結論からお伝えします
結論から言うと、MacBook Air 2015のメモリ増設はできません。これは故障や分解スキルの問題ではなく、Appleの設計上、メモリがロジックボードに直接はんだ付けされているためです。つまり、自分でメモリモジュールを差し替えるという選択肢がそもそも存在しません。
「MacBook Air 2015 メモリ増設」で検索している方の多くは、動作が重くなってきた、アプリがもっさりする、といった悩みを抱えているのではないでしょうか。この記事では、なぜ増設できないのかという理由から、実際にできる現実的な対処法、買い替えを検討する際の比較ポイントまでを順番に整理していきます。
なぜMacBook Air 2015はメモリ増設できないのか
MacBook Air 2015は、薄型・軽量を追求したユニボディ設計のノートパソコンです。内部スペースを極限まで削るために、メモリは基板に直付け(オンボード)という形で実装されています。そのため、一般的なWindowsノートPCのように裏ぶたを開けてメモリを追加する、という作業はできません。
購入時に選べたメモリ容量は4GBまたは8GBで、その容量がそのまま本体の上限になります。後から8GBに変更することも、16GBにすることもできません。ここが、このモデルを長く使ううえで最初に理解しておきたいポイントです。
ちなみに、同じ時期のMacでも一部のデスクトップモデルはメモリを自分で交換できるものがありました。しかしノート型のMacBook Air 2015は対象外です。「Macのメモリは交換できるものもある」という情報を見て期待してしまった方も、このモデルに関しては残念ながら当てはまらないと覚えておきましょう。
メモリ増設の代わりにできること
増設ができないとなると、次に気になるのは「じゃあどうすれば快適になるのか」ですよね。ここからは、実際に効果が期待しやすい順に対策を紹介します。
ストレージをSSDに交換して読み書きを速くする
MacBook Air 2015の内蔵ストレージは、PCIe接続のSSDが採用されています。容量が少なくて困っている場合や、起動・アプリの立ち上がりが遅いと感じる場合は、SSDの換装が有効な手段のひとつです。ただし、純正以外のSSDを使う場合は専用の変換アダプタが必要になることがあり、macOSのバージョンによっては認識しないケースもあります。作業は自己責任になるため、不安な場合は専門業者に相談するのが安心です。
なお、SSDを交換してもメモリ容量そのものが増えるわけではないので、メモリ不足が原因の重さは解消されません。ここは混同しやすいポイントです。
外付けストレージで容量を補う
内蔵ストレージの空き容量が少ないと、macOS全体の動作が重くなることがあります。写真や動画、大きなデータを外付けSSDやポータブルHDDに移すだけでも、体感が変わることは少なくありません。手軽に始められる対策なので、まずはここから試してみるのがおすすめです。
たとえば SanDisk ポータブルSSD 1TB のような小型の外付けSSDなら、持ち運びやすく速度も十分です。BUFFALO ポータブルHDD 2TB
は容量重視でコストを抑えたい場合に向いています。
不要なアプリやバックグラウンド処理を減らす
メモリを増やせないなら、メモリの使い方を工夫するという考え方もあります。起動時に自動で立ち上がるアプリを減らす、常駐ソフトを見直す、ブラウザのタブを開きすぎない、といった地味な対策でも動作は軽くなることがあります。特にブラウザはメモリを多く使うので、拡張機能を整理するだけでも違いを感じやすいです。
また、macOSのバージョンが古いままだとセキュリティ面でも不安が残ります。対応可能な範囲でアップデートを検討するのもひとつの方法です。
メモリクリーナー系アプリを試す
メモリを解放してくれるユーティリティアプリも存在します。ただし、根本的に容量が増えるわけではないため、効果は限定的と考えておきましょう。無料で試せるものを中心に、様子を見ながら使うのが現実的です。
それでも足りないなら買い替え・買い足しを検討する
ここまでの対策を試しても「重い」「アプリが落ちる」という状態が続くなら、ハードウェアの限界と考えて買い替えや買い足しを検討する時期です。MacBook Air 2015は発売から年数が経っており、最新のmacOSが使えない、対応アプリが限られるといった制約も出てきます。
買い替え先を選ぶときは、メモリ容量を最初から余裕をもって選ぶのが失敗しないコツです。8GBでは足りなくなりがちなので、予算が許せば16GB以上を選んでおくと安心できます。
現行のMacBook Airを選ぶ
現在の Apple MacBook Air M2 は、省電力で処理性能が高く、ファンレス設計の静音性も魅力です。メモリは購入時に選んだ容量で固定されますが、8GB・16GB・24GBといった選択肢があり、用途に合わせて余裕を持たせられます。Apple MacBook Air M1
は価格を抑えたい人に向いた選択肢です。
画面の大きさを優先するなら Apple MacBook Air 15インチ M3 も候補になります。持ち運びやすさと作業スペースのバランスを見ながら選ぶとよいでしょう。
Windowsノートや中古Macという選択肢
予算を抑えたい場合は、メモリを後から増設できるWindowsノートパソコンという手もあります。Lenovo IdeaPad Slim 5 や ASUS Vivobook 15
のように、メモリスロットを備えたモデルなら、後から自分で容量を追加できます。Dell Inspiron 15
も比較的選びやすいシリーズです。
中古のMacを探す場合は、メモリ容量が8GB以上の個体を選ぶようにしましょう。同じMacBook Airでも年式によってはメモリが8GB固定のものもあり、後から増やせない点は変わりません。
メモリ増設を検討する前に知っておきたい注意点
ネット上には「MacBook Airのメモリ増設」をうたう情報やサービスが見つかることがあります。しかし、はんだ付けされたメモリを交換するのは非常に高度な作業で、失敗すれば本体が起動しなくなるリスクがあります。メーカー保証やサポートの対象外になる可能性も高く、費用対効果の面でもおすすめできません。
「増設」という言葉につられて高額な作業を依頼する前に、まずはこの記事で紹介したSSD交換や外付けストレージ、設定の見直しといった現実的な対策を試してみてください。それでも不満が残るなら、新しいパソコンへの買い替えを前向きに検討するほうが、結果的に満足度は高くなりやすいです。
周辺機器を整えるだけでも快適さは変わります。作業環境を見直したいなら Anker USB-C ハブ のような拡張機器を用意しておくと、外付けドライブやディスプレイを接続しやすくなります。入力環境を整えたい場合は Logicool MX Keys Mini
や Logicool MX Master 3S
といったキーボード・マウスも選択肢に入ります。
まとめ:MacBook Air 2015のメモリ増設はできない前提で対策を考えよう
MacBook Air 2015のメモリ増設は、構造上できません。メモリは基板に直付けされており、購入時の4GBまたは8GBが上限です。だからこそ、SSDの換装や外付けストレージの活用、常駐アプリの整理といった対策でしのぎつつ、限界を感じたら買い替えを検討するという流れが現実的です。
新しいモデルを選ぶときは、メモリ容量に余裕を持たせること、そして自分が何に使うかをはっきりさせることが大切です。この記事を参考に、あなたの使い方に合った一台の選び方を考えてみてください。

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