ChromebookのMACアドレス確認方法は「設定」→「ネットワーク」→「詳細」の3ステップ
ChromebookでMACアドレスを確認したいときは、画面右下の時計をクリックして設定を開き、「ネットワーク」から接続中のWi-FiまたはEthernetの詳細を表示するのが一番の近道です。特別なアプリやコマンドは必要なく、標準機能だけで完結します。この記事では、ChromebookのMACアドレスを確認する手順を、Wi-Fi・Ethernet・コマンドラインの3パターンで解説します。あわせて、MACアドレスを調べる場面や注意点、うまく表示されないときの対処法もまとめました。
そもそもMACアドレスとは何か
MACアドレスは、ネットワーク機器1台ごとに割り当てられた固有の識別番号です。「物理アドレス」や「ハードウェアアドレス」と呼ばれることもあります。Wi-Fiや有線LANで通信するとき、機器を区別するために使われます。
たとえば、会社や学校のネットワークに接続するとき、管理者にMACアドレスを伝えて登録してもらうケースがあります。また、家庭用ルーターの「MACアドレスフィルタリング」を設定するときにも必要です。MACアドレスは通常、12桁の英数字(例:00:1A:2B:3C:4D:5E)で表されます。
なお、MACアドレスはIPアドレスとは別物です。IPアドレスはネットワーク上で一時的に割り当てられる住所のようなもので、MACアドレスは機器そのものに固定された番号と考えておくと整理しやすいです。
ChromebookでMACアドレスを確認する手順(Wi-Fiの場合)
ここでは、ChromebookをWi-Fiに接続しているときの確認手順を紹介します。キーボード操作だけで完結するので、マウスがなくても大丈夫です。
ステップ1:設定画面を開く
画面右下の時刻が表示されている部分をクリックします。するとクイック設定パネルが開くので、歯車アイコン(設定)をクリックします。キーボードの「Alt + Shift + s」でも設定を開けます。
ステップ2:「ネットワーク」を選択する
設定画面の左メニューから「ネットワーク」を選びます。「Wi-Fi」や「Ethernet」といった項目が表示されるので、いま接続しているネットワーク名の右側にある歯車アイコン、または「詳細」をクリックします。
ステップ3:「MACアドレス」を確認する
ネットワークの詳細画面が開きます。ここに「MACアドレス」という項目があるので、その右側に表示されている12桁の英数字が目的の番号です。あわせて「IPアドレス」も確認できます。この画面をスクリーンショットで保存しておくと、後で管理者に伝えるときに便利です。
Chromebookの機種によっては、詳細画面の項目名が「ハードウェアアドレス」と表示されることもあります。意味は同じなので安心してください。
有線LAN(Ethernet)で接続している場合の確認方法
USB-CハブやUSB-Ethernetアダプターを使って有線接続している場合は、設定の「ネットワーク」から「Ethernet」を選び、同様に詳細画面を開きます。ここでも「MACアドレス」の項目が確認できます。
有線接続用のアダプターを使うと、Wi-Fiが不安定な環境でも安定した通信が期待できます。Anker USB-C ハブのような製品を用意しておくと、Chromebook
のポートが少ないモデルでも有線LANやUSB機器を同時に使えて便利です。
なお、Wi-Fi用とEthernet用ではMACアドレスが異なるのが一般的です。両方使う可能性があるなら、それぞれ控えておきましょう。
コマンドライン(Crosh)で確認する方法
設定画面を使わず、コマンドで確認したい人向けの方法もあります。Chromebookには「Crosh」という開発者向けのシェルが用意されています。
まず「Ctrl + Alt + t」を押してCroshを起動します。次に「network_diag」と入力してEnterを押すと、ネットワーク診断が実行され、MACアドレスを含む情報が表示されます。ただし、機種やChromeOSのバージョンによっては表示内容が異なる場合があります。コマンド操作に不安がある人は、素直に設定画面から確認するのがおすすめです。
MACアドレスを確認する主な場面
MACアドレスを調べる必要が出てくるのは、どんなときでしょうか。代表的な場面を整理します。
- 会社や学校のネットワークに接続するため、管理者に機器情報を提出するとき
- 自宅ルーターのMACアドレスフィルタリングを設定するとき
- ネットワークに接続できないトラブルの切り分けをするとき
- 中古でChromebook
を購入・売却する際に、機器情報を控えておきたいとき
特に、学校や企業でChromebookを配布されているケースでは、接続申請のためにMACアドレスの提出を求められることがあります。設定画面からすぐ確認できるようにしておくと、慌てずに対応できます。
MACアドレス確認時の注意点
MACアドレスは機器を特定できる情報です。むやみにSNSや掲示板に公開するのは避けましょう。信頼できる管理者やサポート窓口にのみ伝えるのが基本です。
また、ChromeOSのアップデートにより、プライバシー保護のためMACアドレスがランダム化される機能が導入されています。Wi-Fi接続ごとに異なるMACアドレスが使われることがあるため、ルーター側で固定したい場合は設定を確認する必要があります。詳しくはGoogleの公式サポート情報を参照してください。
設定画面にMACアドレスが表示されない場合は、ChromeOSが最新版に更新されているか確認しましょう。それでも解決しないときは、端末の再起動やネットワークの再接続を試してみてください。
ChromebookのMACアドレス確認は設定画面からが最短
ChromebookでMACアドレスを確認する方法は、設定画面の「ネットワーク」から接続中のネットワーク詳細を開くだけです。Wi-Fiでも有線LANでも同じ流れで確認できます。コマンドに慣れている人はCroshの「network_diag」も使えますが、通常は設定画面で十分です。
MACアドレスはネットワーク接続の申請やトラブル対応で必要になることがあります。いざというときにすぐ確認できるよう、この手順を覚えておきましょう。Chromebookは設定項目がシンプルなので、パソコン操作に不慣れな人でも迷わず確認できるはずです。もし複数台のChromebook
を管理しているなら、機器ごとにMACアドレスを一覧にまとめておくと、後の作業がぐっと楽になります。

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