MacBookでプリンター接続は「AirPrint対応機種」なら設定不要で使える
MacBookでプリンターを使いたいとき、最初に確認してほしいのが「AirPrint(エアプリント)に対応しているかどうか」です。AirPrintはAppleが採用している印刷の標準規格で、対応プリンターであればドライバーをインストールしなくても、同じWi-Fiネットワークにつなぐだけで印刷できます。つまり、MacBookでのプリンター接続でつまずく人の多くは、このAirPrint対応かどうかを確認せずに複雑な設定をしようとしているケースです。
結論から言うと、これからプリンターを買うならAirPrint対応モデルを選ぶのがもっとも簡単です。すでにプリンターを持っている場合は、Wi-Fi接続・USB接続・AirPrintの3つの方法を順番に試していけば、ほとんどの環境で印刷できるようになります。この記事では、MacBookとプリンターをつなぐ具体的な手順、向いている人・向いていない人、注意点、そして接続しやすいおすすめ機種までをまとめて解説します。
MacBookとプリンターの接続方法は大きく3つ
MacBookとプリンターをつなぐ方法は、大きく分けて次の3つです。それぞれの特徴を押さえておくと、自分の環境に合った方法を選びやすくなります。
1. Wi-Fi(無線LAN)でつなぐ
もっとも一般的で、ケーブル不要で置き場所を選ばない方法です。MacBookとプリンターを同じWi-Fiルーターに接続し、「システム設定」の「プリンタとスキャナ」から追加します。AirPrint対応機種なら、プリンターの電源を入れて同じネットワークにいるだけで自動的に認識されることも多く、設定の手間はかなり少なめです。
たとえば、エプソン カラリオ EW-456AのようなAirPrint対応のインクジェット複合機は、Wi-Fi設定さえ済ませておけばMacBookからすぐに印刷できます。家庭用として人気が高く、年賀状や写真印刷にも向いています。
2. USBケーブルでつなぐ
Wi-Fiが不安定な環境や、セキュリティ面で有線にしたい人に向いています。MacBook側にUSB-Aポートがないモデルが多いため、USB-Cへの変換アダプタが必要になる点には注意してください。接続すれば比較的安定して認識されやすく、大きなデータの印刷でも途切れにくいのがメリットです。
キヤノン PIXUS TS3530のようなコンパクトなモデルは、USB接続にも対応しているので、Wi-Fi環境がない一人暮らしの方でも使いやすいです。
3. AirPrint(エアプリント)でつなぐ
AirPrintは、対応プリンターとMacBookが同じネットワークにいれば、ドライバーなしで印刷できる仕組みです。ブラザー プリビオ DCP-J528Nなど、近年の家庭用プリンターの多くがAirPrintに対応しています。iPhoneやiPadからも同じように印刷できるため、Apple製品を複数使っている人には特に便利です。
MacBookでプリンター接続する具体的な手順
ここからは、実際の設定手順を順番に説明します。どの方法でも基本の流れは同じなので、落ち着いて進めてください。
Wi-Fi接続の設定手順
まずプリンターの電源を入れ、本体の操作パネルからWi-Fi設定ウィザードを開いて、自宅のWi-Fiルーターに接続します。次にMacBookのAppleメニューから「システム設定」→「プリンタとスキャナ」を開き、「プリンタ、スキャナ、またはFAXを追加」をクリックします。同じネットワーク上にあるプリンターが一覧に表示されるので、該当する機種を選んで「追加」を押せば完了です。
もし一覧に出てこない場合は、プリンターとMacBookが同じWi-Fiにつながっているかを確認してください。2.4GHz帯と5GHz帯でネットワークが分かれているルーターでは、片方だけにつながっていると認識されないことがあります。
USB接続の設定手順
プリンターとMacBookをUSBケーブルでつなぎ、プリンターの電源を入れます。多くの場合、Macが自動でプリンターを認識し、「プリンタとスキャナ」に追加されます。認識されないときは、エレコム USB-C to USB-A 変換アダプタなどを使って接続を見直してみてください。ケーブルの接触不良も意外と多いトラブル要因です。
AirPrintで印刷する手順
AirPrint対応機種なら、印刷したい書類や写真を開いて「ファイル」→「プリント」を選び、プリンター欄に表示された機種を選択するだけです。特別なアプリやドライバーは基本的に不要です。HP ENVY 6020のようなAirPrint対応モデルは、セットアップもシンプルで、初めてのMacBookユーザーにも扱いやすいです。
MacBookのプリンター接続でよくあるトラブルと対処法
設定したのに印刷できない、プリンターが表示されないといったトラブルは珍しくありません。主な原因と対処法を整理しておきます。
- プリンターが一覧に出ない:Wi-Fiの帯域が違う、電源が入っていない、スリープ状態になっている可能性があります。
- 印刷が途中で止まる:ネットワークが不安定な場合があります。ルーターとの距離を近づけるか、USB接続に切り替えてみてください。
- 印刷設定が反映されない:一度プリンターを削除して再追加すると改善することがあります。
- インクが認識されない:純正インクを使っているか確認しましょう。キヤノン 純正インクカートリッジ BC-365
のような純正品がおすすめです。
どうしても解決しない場合は、Appleの公式サポートページやプリンターメーカーのサポート情報を確認するのが確実です。
MacBook向けプリンターの選び方とおすすめ比較
これからプリンターを購入するなら、MacBookとの相性を意識して選ぶと失敗が少なくなります。チェックしたいポイントは次のとおりです。
AirPrint対応かどうか
もっとも重要なポイントです。AirPrint対応ならドライバー不要で、macOSのアップデート後もトラブルが起きにくい傾向があります。エプソン カラリオ EP-816Aなど、対応機種を選べば設定の手間が大きく減ります。
印刷コストと用途
写真中心なら6色インクのモデル、書類中心なら4色インクで十分です。ランニングコストを抑えたいなら、ブラザー プリビオ DCP-J926Nのような大容量インク対応モデルが向いています。
サイズと置き場所
一人暮らしや狭いデスクなら、コンパクトなキヤノン PIXUS TS8530のような薄型モデルがおすすめです。一方、ビジネス用途で大量印刷するなら、エプソン ビジネスプリンター PX-S170T
のようなビジネス向けモデルも候補になります。
スキャン・コピー機能の有無
複合機ならスキャンやコピーも1台でこなせます。HP OfficeJet Pro 8020は、印刷・スキャン・コピー・FAXに対応したビジネス向け複合機です。在宅ワークで書類を扱う人に向いています。
MacBookのプリンター接続はAirPrint対応機種を選ぶのが最短ルート
ここまで見てきたように、MacBookでプリンター接続をスムーズに進めるコツは、AirPrint対応機種を選ぶことです。Wi-Fi接続ならケーブル不要で置き場所を選ばず、USB接続なら安定性を重視できます。どちらの方法も「システム設定」の「プリンタとスキャナ」から追加する流れは共通なので、一度覚えてしまえば難しくありません。
これから購入するなら、エプソン カラリオ EW-456Aやブラザー プリビオ DCP-J528N
のようにAirPrint対応で使いやすいモデルを選ぶと、設定の手間を最小限にできます。すでにプリンターを持っている人も、Wi-Fiの帯域やケーブル接続を順番に見直せば、たいていのトラブルは解決できます。まずはプリンターがAirPrint対応かどうかを確認するところから始めてみてください。

コメント