「MacBookを買ったのにiTunesが見当たらない」と困っていませんか? 結論から言うと、macOS Catalina(10.15)以降を搭載したMacBookでは、iTunesは標準アプリとして提供されていません。音楽再生やデバイス管理の役割は「ミュージック」アプリや「Finder」に引き継がれています。つまり、iTunesがないのは故障や不具合ではなく、Appleの方針による仕様変更なのです。この記事では、iTunesがなくなった理由から、音楽やiPhoneのバックアップをどう扱えばいいのか、そしてMacBook本体の選び方までを順番に整理していきます。
MacBookにiTunesがないのはなぜ?基本の答え
まず押さえておきたいのは、iTunesが「消えた」のではなく「役割ごとに分割された」という点です。かつては音楽・動画・ポッドキャスト・iPhoneの同期・バックアップを1つでこなす巨大なアプリでしたが、macOS Catalina以降は次のように分担されています。
- 音楽の再生・購入・ライブラリ管理 → ミュージックアプリ
- 映画やテレビ番組 → TVアプリ
- ポッドキャスト → ポッドキャストアプリ
- iPhoneやiPadのバックアップ・復元・同期 → Finder
つまり「iTunesがない」と感じたとき、実際にやろうとしていた作業によって開くべきアプリが変わるわけです。たとえばMacBook Air M5のような新しいモデルを購入した直後は、この仕様変更に戸惑う人が少なくありません。
iTunesがなくなった理由とAppleの移行の流れ
Appleは2019年のmacOS CatalinaでiTunesを分割し、その後しばらくはWindows版iTunesが残っていましたが、Mac向けとしては事実上終了しました。背景には、音楽ストリーミングの普及で「ライブラリをローカルで管理する」需要が相対的に減ったこと、動画やポッドキャストを独立させたほうが使いやすいという判断があったと考えられます。
そのため、MacBook Pro M5のような最新モデルを買ってもiTunesは入っていません。逆に、古いmacOSを動かしているMacBook Air M1
などでは、まだiTunesが残っている可能性があります。OSのバージョンによって挙動が違うので、まずは自分のmacOSのバージョンを確認しましょう。
iTunesの代わりに何を使えばいい?用途別の早見表
「で、結局どれを使えばいいの?」という疑問に答えるため、用途別に整理します。
音楽を聴きたい・CDを取り込みたい
ミュージックアプリを使います。CDの取り込み、プレイリスト作成、Apple Musicの再生までここで完結します。以前のiTunesライブラリは、移行時に自動で引き継がれるのが基本です。
iPhoneやiPadをバックアップしたい
Finderを開き、サイドバーに表示されるデバイスを選びます。ここでバックアップ、復元、同期ができます。iTunesを探し続けるより、Finderを見るほうが早いです。
着信音や着うたを作りたい
これもミュージックアプリとFinderの組み合わせで対応できます。ただし手順はiTunes時代と少し違うので、ネット上の古い解説をそのまま真似すると迷うことがあります。
映画やドラマを視聴したい
TVアプリを使います。レンタルや購入したコンテンツはここに集約されます。
このように、iTunesがない環境では「どの作業をしたいか」で開くアプリが変わります。慣れるまでは戸惑いますが、役割が分かれているぶん動作は軽く、使い分けに慣れればむしろ快適です。
iTunesがないMacBookのメリットとデメリット
メリットとしては、アプリが軽量になり、音楽・動画・ポッドキャストがそれぞれ独立して使いやすくなった点が挙げられます。同期やバックアップもFinderに統合され、Finderを開けば済むのはシンプルです。
一方でデメリットは、長年iTunesに慣れた人ほど「どこで何をするのか」を覚え直す必要があることです。特に、着信音作成や細かい同期設定は手順が変わっているため、古い情報に頼ると失敗しやすいです。また、Windows版iTunesを使っていた人と操作感が違う点も、最初は戸惑うポイントになります。
とはいえ、MacBook Neoのような新しい入門モデルでも、13インチMacBook Air M5
でも、この仕組みは共通です。一度覚えてしまえば、どのMacBookでも同じように操作できます。
iTunesがない環境で困ったときの対処法
「ミュージックアプリが見つからない」「Finderにデバイスが出ない」といった場合は、次の順番で確認してみてください。
- Spotlight検索(Command+スペース)で「ミュージック」「Finder」を検索する
- macOSのバージョンを確認し、Catalina以降かどうかをチェックする
- ケーブルや接続端子を確認し、iPhone側で「このコンピュータを信頼」を許可する
- それでも解決しない場合はAppleの公式サポート情報を参照する
なお、ネット上には「iTunesを無理やり再インストールする」といった非公式な方法も出回っていますが、Appleは公式に配布していないため、セキュリティ面でもおすすめできません。正規のアプリとFinderを使うのが安心です。
これからMacBookを買う人向け:モデル選びの考え方
iTunesがないことに不安を感じて購入を迷っているなら、用途で選ぶのがおすすめです。軽い作業や動画視聴が中心ならMacBook Air M4のようなAirシリーズで十分。動画編集やプログラミングなど負荷の高い作業をするなら14インチMacBook Pro M5
や16インチMacBook Pro M5 Pro
が候補になります。
画面の広さを重視するなら15インチMacBook Air M5、とにかく予算を抑えたいならMacBook Neo A18 Pro
といった具合に、目的から逆算すると選びやすくなります。iTunesの有無はモデルによって変わるものではなく、あくまでmacOSのバージョンによる違いだと理解しておけば安心です。
まとめ:MacBookにiTunesがないのは仕様。MusicとFinderを使おう
ここまで見てきたとおり、MacBookにiTunesがないのはmacOS Catalina以降の標準仕様です。音楽はミュージックアプリ、デバイス管理はFinder、動画はTVアプリと、役割ごとに使い分けるのが基本になります。古い情報に惑わされず、まずは自分のmacOSのバージョンと目的を確認し、適切なアプリを開くことから始めてみてください。もし買い替えや買い足しを検討しているなら、MacBook Air M5やMacBook Pro M5
など、用途に合ったモデルを選ぶと満足度が高まります。

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