MacBookの管理者変更とは?まず結論から
MacBookの管理者変更とは、Macの「管理者アカウント」を別のユーザーに切り替える、または新しく管理者権限を持つユーザーを追加する操作のことです。中古でMacBookを購入したとき、家族に譲るとき、会社を退職して端末を返却するときなどに必要になります。
結論を先に言うと、管理者変更は「システム設定」の「ユーザとグループ」から行うのが基本です。ただし、変更前の管理者パスワードが分からない場合は、macOSの再インストールやApple IDの解除が必要になることがあり、ここが最大のつまずきポイントです。
この記事では、管理者変更の手順、つまずきやすい注意点、そして「そもそも買い替えるならどれがいいのか」という比較ポイントまで、順番に整理していきます。手元の環境に合わせて読み進めてみてください。
MacBookの管理者アカウントの基本をおさらい
Macには大きく分けて「管理者」「標準」「ゲスト」などのユーザー種別があります。管理者は、ソフトのインストール、システム設定の変更、他のユーザーの追加・削除など、Mac全体に関わる操作ができる権限です。
標準ユーザーは日常作業はできますが、システム全体に関わる変更はできません。つまり「管理者変更」とは、この権限の持ち主を入れ替える、あるいは複数人に持たせる作業だと考えておけばOKです。
なお、最初にセットアップしたユーザーは自動的に管理者になっていることがほとんどです。そのため、中古で購入したMacBookで「管理者が自分になっていない」と感じたら、前の持ち主のアカウントが管理者として残っている可能性があります。
MacBookの管理者を変更する手順
現在の管理者パスワードが分かる場合
もっとも簡単なのは、今の管理者アカウントでログインし、新しいユーザーに管理者権限を与える方法です。手順は次のとおりです。
1. アップルメニューから「システム設定」を開く
2. 「ユーザとグループ」を選択
3. 変更したいユーザーの横にある「詳細」または権限設定を開く
4. 「管理者にする」を選び、パスワードを入力
これで、そのユーザーも管理者として扱えるようになります。元の管理者を標準ユーザーに戻したい場合は、同様の画面で権限を変更します。ただし、管理者が一人もいなくなると操作できなくなるので、必ず最低一人は管理者を残しておきましょう。
前の管理者アカウントを削除したい場合
中古で購入したMacBookなどで、前の持ち主のアカウントが残っている場合は、自分に管理者権限を与えたあとで、そのアカウントを削除します。削除時には、そのユーザーのデータをどうするか確認されます。必要なデータがないか確認してから進めてください。
このとき、Apple IDの紐付けが残っていると、あとで「アクティベーションロック」に引っかかることがあります。前の持ち主にApple IDの解除をしてもらうのが原則です。
管理者パスワードが分からないときの対処
ここが多くの人がつまずくポイントです。管理者パスワードが分からない場合、通常の画面から管理者変更はできません。選択肢は大きく3つあります。
1つ目は、Apple IDを使ってパスワードをリセットする方法です。ログイン画面で何度か間違えると、リセットの案内が出ることがあります。ただし、これはApple IDと紐付いている場合に限られます。
2つ目は、macOSの復旧モードからパスワードをリセットする方法です。再起動時に特定のキーを押し続けて復旧モードに入り、ターミナルからリセットコマンドを実行します。手順を誤るとデータに影響が出る可能性があるため、慣れていない場合は慎重に進めてください。
3つ目は、macOSを再インストールする方法です。データは消えますが、管理者アカウントを新しく作り直せるため、中古端末を自分用に整えるときはこの方法が確実です。ただし、アクティベーションロックがかかっていると再インストール後も先に進めません。前の持ち主への連絡が必須です。
管理者変更のメリットとデメリット
メリット
管理者変更のメリットは、ソフトのインストールやシステム設定の変更が自由にできるようになることです。また、家族やチームで1台を共有する場合、管理者と標準ユーザーを分けることで、うっかり設定を壊すリスクを減らせます。
デメリットと注意点
一方で、管理者権限を持つユーザーが増えるほど、セキュリティ面のリスクは上がります。悪意のあるソフトをインストールしてしまう可能性も高まるため、本当に必要な人だけに付与するのが基本です。
また、管理者を切り替えたつもりが、Apple IDやiCloudの設定が前のまま、というケースもよくあります。Apple IDは「システム設定」の一番上から確認・変更できます。ここを忘れると、あとで「探す」や同期周りで混乱しがちです。
さらに、会社から支給されたMacBookの場合は、管理者変更が情報システム部門の管理下にあることもあります。自己判断で変更すると社内ルールに触れる可能性があるため、必ず担当者に確認してください。
中古MacBookを買って管理者変更するときのチェックリスト
中古でMacBookを購入した場合は、次の点を順番に確認しましょう。
・前の持ち主のApple IDが解除されているか
・アクティベーションロックがかかっていないか
・管理者アカウントに自分が入っているか
・不要なユーザーアカウントが残っていないか
・macOSのバージョンが最新に近いか
これらを確認せずに使い始めると、あとから「初期化できない」「アップデートできない」といったトラブルになりがちです。購入直後に一通り確認しておくと安心です。
管理者変更を機に買い替えるなら?おすすめモデルの考え方
「管理者変更で手間がかかるなら、いっそ新しいMacBookを買おう」と考える人も多いはずです。ここでは、2026年時点のラインアップを踏まえ、用途別の選び方を整理します。
ライトユーザーならMacBook Neo
10万円弱から購入できる MacBook Neo は、ネット閲覧や資料作成、動画視聴が中心の人に向いています。初めてのMacとしても選びやすい価格帯です。ただし、本格的な動画編集には向かないため、用途が軽めの人向けです。
バランス重視なら13インチMacBook Air
持ち運びやすさと性能のバランスがよいのが 13インチMacBook Air です。趣味の動画編集や軽めのゲームまでカバーしたい人に向いています。毎日持ち歩くなら、このサイズ感は大きなメリットになります。
画面の広さ重視なら15インチMacBook Air
作業領域の広さやスピーカーの音質を重視するなら 15インチMacBook Air が候補です。自宅と外出先の両方で使いたい人に向いています。
プロ向けなら14インチMacBook Pro
プロレベルで作業するなら 14インチMacBook Pro が選択肢になります。処理性能が高く、重い作業も快適に進めやすいモデルです。
処理時間を短縮したいならM5 Pro/M5 Max搭載モデル
さらに処理時間を短縮したいなら、14インチMacBook Pro(M5 ProまたはM5 Max) や 16インチMacBook Pro(M5 ProまたはM5 Max)
が候補です。仕事で飛び回るプロフェッショナルに向いています。
なお、MacBookを選ぶメリットとしては、iPhoneやiPadとの連係機能が使える点が挙げられます。「メモ」「リマインダー」「カレンダー」などのアプリを共通で使え、iCloudを介してデータを同期できます。AirDropでデータを手軽に共有できることや、「探す」ネットワークで紛失時に捜索できることも見逃せません。
クリエイティブ用途では、動画編集ソフトの Final Cut Pro や、DTMのDAWソフトである Logic Pro
など、Apple製ツールとの相性がよい点も魅力です。
管理者変更とあわせて確認したい周辺機器・ソフト
管理者変更後は、環境を整えるために周辺機器やソフトを見直すのもおすすめです。たとえば、データ移行用の外付けストレージとして Samsung T7 SSD のようなポータブルSSDがあると便利です。バックアップ用の AirMac Time Capsule
のような選択肢を検討する人もいますが、現在はクラウドや外付けSSDが主流です。
また、Macの操作に慣れていない人は、入門書を1冊手元に置いておくと安心です。MacBook入門書 のようなガイド本を参考にしながら進めると、管理者変更の手順も理解しやすくなります。
セキュリティ対策として ESET サイバーセキュリティ のようなソフトを検討するのも一案です。ただし、macOS標準の機能でも一定の保護は期待できるため、必要性を判断してから導入しましょう。
よくある質問
管理者変更にApple IDは必要ですか?
ローカルの管理者変更だけならApple IDは必須ではありません。ただし、パスワードリセットやアクティベーションロックの解除にはApple IDが関わってきます。
管理者を削除しても大丈夫ですか?
管理者が一人もいなくなると、システム変更ができなくなります。必ず最低一人は管理者を残してください。
会社のMacBookでも管理者変更できますか?
会社の端末は管理ポリシーが適用されていることが多く、自己判断での変更は避けるべきです。必ず情報システム部門に確認しましょう。
まとめ:MacBookの管理者変更は手順と注意点を押さえれば難しくない
MacBookの管理者変更は、「システム設定」の「ユーザとグループ」から行うのが基本です。現在の管理者パスワードが分かれば数分で完了しますが、分からない場合はApple IDでのリセットや再インストールが必要になります。
中古で購入した場合は、前の持ち主のApple ID解除とアクティベーションロックの確認を最優先にしてください。会社の端末は自己判断で変更せず、担当者に相談するのが安全です。
管理者変更を機に買い替えを検討しているなら、用途に合わせて MacBook Neo や 13インチMacBook Air
、14インチMacBook Pro
などを比較してみてください。自分の使い方に合う一台を選ぶことが、結果的に一番の近道です。

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